世界に一つのお雛菓子。
外は冷たい雨が、昨日、お雛様の和菓子を取りに日本橋へ。帰り道〈はいばら〉でお祝儀袋、不祝儀袋を。〈はいばら〉の有った所は大きなビルに、こんなに沢山大きなビルばかり作ってどうするのでしょう。今に人口が減って行くと言うのに。味も素っ気も無い町になっていく様な気がします。
さて、お雛様のお菓子、これは我家の長女が生まれた42年前に義父が作ってくれた桐箱。数年前に、2段目の箱がネズミに齧られたと言う。毎年2月になると届け、3月の頭に取りにいく事42回、そして今年はいよいよ我家だけになったとの事。お店の人とおしゃべり、継続する女の子が居なければ、男子だけだと、東京に住んでいなければといろいろ事情は有るのでしょう。私が通えるうちは毎年、そしてもし長男に女の子の孫が生まれればと儚い希望、、、。と言う訳で世界に一つの御雛菓子です。羊羹の上の楊枝の大きさで!!ちなみに私は右のはこの上の方に入っている楊枝が刺さっている〈いしごろも〉が大好きです。